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【ガス欠対策】カブにガソリン携行缶は必須!峠で救われた話と「コンビニフック」積載術

「カブは燃費がいいから、ガソリンなんて気にしなくて平気でしょ?」

カブに乗っていない友人からはよくそう言われます。
確かにリッター60km以上走るカブは最強のエコバイクです。しかし、オーナーなら誰しも抱える致命的な弱点があります。

「タンクが小さすぎる問題」です。

スーパーカブ(特に旧型)のタンク容量は4リットル前後。満タンでも200km走れるかどうか…というラインです。
長距離ツーリングや、ガソリンスタンドが少ない田舎道を走る時、この「4リットル」という数字がじわじわと精神を削ってくるんですよね。

今回は、そんなカブ主(カブヌシ)の精神安定剤、「ガソリン携行缶」について、私の失敗談を交えてお話しします。

私が携行缶を持ち歩くようになった「2つの事件」

私がなぜ、ここまで強く携行缶をおすすめするのか。それには、過去に経験した2回の「ガス欠事件」が関係しています。

事件1:スタンドの目の前で…

最初は、まだ携行缶を持っていなかった頃の話です。
「そろそろ給油しないとな」と思っていた矢先、なんとガソリンスタンドのほぼ目の前でプスン…とエンジンが停止。

あと数メートル届かなかっただけで、重いカブを押してスタンドに入場することになりました。
店員さんの視線が痛いし、何より「あと少しだったのに!」という悔しさが半端なかったです。
この経験で「予備ガソリンがないとヤバイ」と痛感し、すぐに携行缶を購入しました。

事件2:何もない峠道で…

携行缶を買ってからしばらくして、今度はガソリンスタンドが全くない山奥の峠道を走っていた時のことです。
計算違いで、突然のガス欠。

周りは山と森だけ。携帯の電波も怪しい場所でした。
「これ、携行缶がなかったら完全に遭難してたな…」
ゾッとしながら携行缶のガソリンを給油して、無事に下山できました。

この時ほど、「あぁ、持っててよかった!!」と安堵したことはありません。

心の余裕=ツーリングの楽しさ

携行缶を持つ一番のメリットは、実は「ガソリン」そのものよりも「心の余裕」が得られることです。

カブの小さなタンクだと、常にチラチラと燃料計を気にして、「次のスタンドまで持つかな…」と不安になりながら走ることになります。
でも、携行缶が一本あるだけで、その不安が消え去ります。

「最悪、ここで止まっても予備がある」
そう思えるだけで、景色を楽しむ余裕が生まれ、ツーリングが何倍も楽しくなるんです。

カブならではの積載術「コンビニフック」活用法

「でも、カブのどこに積むの?」と思うかもしれません。
私は普段、リアボックスの中に放り込んでいますが、ツーリングでお土産を買ってボックスがいっぱいになることもありますよね。

そんな時は、カブ純正の「コンビニフック」が大活躍します!

ガソリン携行缶を積載している様子

▲付属のケースに入れて、レッグシールドのフックに掛けるだけ!

私が使っているボトルタイプの携行缶には専用のケース(袋)が付属していたので、その紐をコンビニフックに引っ掛けてぶら下げています。

走行中に落ちないの?

結論から言うと、落ちる気配は全くありません。
実際にこの状態で何度も走行していますが、ケースがしっかりホールドしてくれますし、フックの返しも深いので、段差で跳ねても外れたことは一度もありません。

ボックスの容量を圧迫せずに持ち運べるので、このスタイルはかなり気に入っています。

おすすめの携行缶は「ボトルタイプ」一択

カブにおすすめなのは、間違いなく「ボトルタイプ」の携行缶です。
赤い四角い缶(ジープ缶のような形)は容量が多くて安心ですが、カブには大きすぎて積載に困ります。

私が愛用しているのは、以下のタイプです。

これならドリンクホルダーにも入りますし、付属の袋を使えば先ほど紹介した「コンビニフック」にも掛けられます。
容量は1リットル(1000cc)あれば十分です。カブならその1リットルで50〜60kmは走れますから、次のスタンドまで確実にたどり着けます。

【重要】給油する時の注意点

最後に、これから携行缶を買う方に絶対に知っておいてほしい「法律とルールの話」をします。

セルフスタンドでは自分で入れられない!

これが一番の落とし穴です。
消防法により、セルフスタンドで客が自ら携行缶にガソリンを入れることは禁止されています。

「じゃあ店員さんに頼めばいいの?」というと、最近はセルフスタンドの店員さんでも断られるケースが増えています(人手不足や安全管理の観点から)。

ですので、携行缶に給油したい時は、

  • フルサービス(有人)のスタンドに行く
  • 事前に電話で「携行缶に入れてもらえますか?」と確認する

このどちらかが確実です。
また、購入時には「本人確認」と「使用目的の確認」が義務付けられているので、免許証を提示して「バイクの予備燃料です」と伝えればOKです。

まとめ:転ばぬ先の杖、ガス欠前の携行缶

たった数千円のボトル一本ですが、これがツーリングの質を劇的に変えてくれます。

「ガス欠したらどうしよう…」という不安から解放されて、純粋に走りを楽しめる。
それこそが、携行缶を持つ最大のメリットだと私は思います。

まだ持っていないカブ主の皆さん、ぜひ次回のツーリングまでに一本用意してみてください。
きっと「もっと早く買っておけばよかった」と思うはずですよ!

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